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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌が不足し、全身の代謝が低下する疾患です。最も多い原因は橋本病(慢性甲状腺炎)です。症状が緩やかで「疲れ」「年齢のせい」と見過ごされやすく、気づかれないまま進行するケースが多い疾患です。女性に多く見られます。

症状・原因

主な症状

  • 倦怠感・疲れやすさ
  • むくみ(顔・手足)
  • 寒がり・体温低下
  • 体重増加
  • 便秘
  • 皮膚の乾燥・脱毛
  • 記憶力・集中力の低下
  • 月経不順・過多月経

原因

最も多い原因は橋本病(自己免疫性甲状腺炎)です。その他、甲状腺手術後・放射性ヨウ素治療後・薬剤の影響などでも起こります。まれに下垂体の異常が原因となることもあります。

検査・治療

検査

血液検査(TSH・FT4・TPO抗体など)と超音波検査で診断します。TSHの上昇が最も早期の異常として現れます。

治療

甲状腺ホルモン剤(チラーヂンS)の補充が基本です。定期的な血液検査で投与量を調整しながら継続します。軽度の異常では経過観察のみで治療を要さない場合もあります。

当院の方針

「なんとなく疲れやすい」「むくみが取れない」という症状で受診される方の中に、甲状腺機能低下症が見つかることがあります。当院では血液検査でTSH・甲状腺ホルモン・自己抗体を網羅的に確認し、見落としのない診断を心がけています。内服治療開始後は定期的な血液検査で投与量を調整し、長期的に安心して通院いただける体制を整えています。

藤島院長

甲状腺機能低下症は非常に頻度が高い疾患です。適切な治療を行えば症状は改善し、通常の生活を送ることができます。「更年期かな」「うつかな」と他の疾患と間違えられることも多いので、気になる症状があれば一度検査を受けてみることをお勧めします。(院長 藤島成)

甲状腺機能低下症に関するよくあるご質問

Q
甲状腺機能低下症は薬を飲み続けなければなりませんか?
A

原因によって異なります。橋本病に伴う場合は長期または生涯にわたる内服が必要なことが多いです。一時的な原因による場合は回復することもあります。

Q
薬を飲み忘れた場合はどうすればいいですか?
A

気づいた時点で1回分を服用してください。ただし次の服用時間が近い場合は飛ばして通常通り服用します。自己判断で中止しないようにしてください。

Q
妊娠中の甲状腺機能低下症は赤ちゃんに影響しますか?
A

甲状腺ホルモンは胎児の発育に重要です。治療中の方は妊娠前後に投与量の調整が必要になることがあります。妊娠を希望している方は事前にご相談ください。

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乳腺と甲状腺の専門クリニック

診療時間
9:30~13:00
14:30~17:30
15:00~18:00

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△:土曜診察 第1・2・3週・5週午前(学会・休日等で変更の場合があります)、診察時間は17時まで、受付は16時30分まで
休診日:木曜、第4土曜、第5土曜午後、日曜、祝日
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※木曜日休診(隈病院で、外来・手術担当)

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